私たちの家で A casa nostra
フランチェスカ・コメンテチーニ(Francesca Comentini)監督の『私たちの家で』(a casa nostra)を見ました。
コメンチーニは、『パンと恋と夢』(Pane, amore e fantasia)の監督ルイージ・コメンチーニの娘さんで、親の七光か?と誰もが思ってしまうけど、それだけではなさそうでけっこう面白い映画を撮っている。
※参考までに
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パンと恋と夢 販売元:ビデオメーカー |
『私たちの家で』は、去年(2007年)のイタリア映画祭でも上映されたらしいので、日本でも知られているのだろう。
ミラノを舞台にお金が価値をもつ現代警笛をならす作品、みたいなことをコメンチーニ自身が言っていたが、そういったテーマは映画からあまり感じられない。それよりも、様々な人物をうまいこと絡み合せて、最後に「ああ、なるほど」と思わせるような作り方で、アルトマンの『ショートカッツ』の小型版のような感じで、面白かった。
銀行家のウーゴを演じたルーカ・ジンガレッティ(Luca Zingaretti)や財務警察を演じた主演女優ヴェレーリア・ゴリーノ(Valeria Golino)などもいい味を出していたが、やはり面白かったのはジュゼッペ・バッティストン(Giuseppe Battiston)。ソルダーティの作品などによくでてくるし、毎年のイタリア映画祭上演で、今年の映画祭では、一日観た3本全部に登場していたバッティストン。目が離せないです。
ちなみに、DVDには「作品を語る監督」というのトラックがあったんで見てみたら、ずっと映画を再生しながらコメンチーニが逐一解説してくれるというもので…気づいたら2回同じ映画を見てました。人物関係とかがよくわかりました。よくあんなトラック作ったなあ、と脱帽しています。
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